米Googleは10月18日に、検索時の通信をSSLによって暗号化すると発表しました。
■グーグルオフィシャルブログ
http://googleblog.blogspot.com/2011/10/making-search-more-secure.html
■ITmedia 記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/19/news077.html
実はこれは困った仕様変更です。
通信の暗号化によって検索した情報が第三者が盗めなくなるのは良い事だと思うのですが、ホームページ運営者側からみると何のキーワードで検索してホームページに来たかの情報が取得できなくなります。
ホームページで集客している方は分かると思いますが、検索元キーワードによってアクセスしてくれたユーザーの傾向が分かるので戦略をたてるヒントになります。
ですので、それが分からなくなると困ってしまうわけです。
ただ、良く読むと、google.com でかつ、googleのアカウントでログインしている方が対象と書いてあります。(なぜか日本の記事では触れていないのが多いですが)
▼ブログ一部引用
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・・・to https://www.google.com (note the extra “s”) when you’re signed in to your Google Account.
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日本人は、google.co.jpかヤフー を利用している方が多いと思いますし、googleのアカウントにログインして検索する方も少数派だと思います。
該当する人をイメージすると、普段はGmailをブラウザで使うためにログインしていて、なぜか検索するときに、アメリカのgoogle.com を使っている人という感じでしょうか。
最初にニュースを聞いた気時にはびっくりしましたが、とりあえずは影響は少なそうです。
しかし、今後はどうなるかわかりませんし動向に注意したいと思います。