グーグルがインストール型のアクセス解析ソフト「Urchin(アーチン)」の開発を終了するそうです。(新規ライセンス販売も2012年3月28日をもって終了)
■The End of an Era for Urchin Software(グーグルブログ)
http://analytics.blogspot.com/2012/01/end-of-era-for-urchin-software.html
一般の方はあまり知らないと思いますが、グーグルアナリティクスの元になった製品です。
その当時、Urchin(アーチン)を提供している会社を買収してサービスを改良し、グーグルアナリティクスとして提供を開始したという経緯があります。
Urchin(アーチン)は有料のサービスで、買収してその会社のサービスを無料で提供を始めたのですから大変驚きました。
現在でも高機能な有料のアクセス解析サービスはありますが、無料のグーグルアナリティクスが結構高機能ですからビジネス的には差別化が難しいだろうとは思います。
今後は開発リソースをグーグルアナリティクスに集中させるということですが、有料サービスを終了して無料サービスに集中させる余裕が、さすがグーグルという感じです。
最近はグーグルも手を広げすぎた事業の集約を進めている気がしますが気のせいでしょうか?
グーグルアナリティクスは私も大変お世話になっていて、毎日使うサービスの一つです。今後、もっと開発がすすんで便利になるのであれば大変ありがたいですね。
突然、有料になったりしなければ良いけど・・・