弊社はベンチャー企業でしょうか?
「ベンチャー企業」はネット業界では良く使われる言葉ですが、良く考えずにあいまいに使っていた気がします。
また、明確に自社についても定義づけをしてきませんでした。
年末年始に読んだ本『シリコンバレー精神・梅田望夫(Web進化論の著者)』の中に、
『シリコンバレーの常識ではとても「ベンチャー」と呼べない存在までが日本では「ベンチャー」と称されている。下請け・受託開発の中小零細企業は、いくら技術力がすごくてもベンチャーと呼ぶのはやめよう』
とありました。なんだか、もやもやしていたあいまいな概念が整理された気がして、ネットでもいろいろ調べてみました。
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■ベンチャー(venture) All about
引用
ベンチャー・ビジネスとは、新奇性のあるアイデアや技術で、大企業が取り組んでいない事業領域で新しい事業を展開する企業のことをいう。
ベンチャー企業とは、まだ財務基盤、収益基盤、事業基盤が弱い若い会社だが、新しいアイデアや新しい技術をもって成功を目論む企業のこと。
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さて、弊社はベンチャー企業でしょうか?
「新しいアイデアや新しい技術をもって成功を目論む企業」という側面からみれば、常に新しいアイデアや技術を模索していますので該当する気がします。
また残念ながら「財務基盤、収益基盤、事業基盤が弱い会社」というのも当てはまります。
まだまだ、やりたいことチャレンジしたい事が沢山あります。そして、可能な限り独自のアイデアでサービスを提供したいと考えています。
そして、ネット業界で事業を展開していますので「ネットベンチャー企業」と定義してもよさそうな気がします。
実をいうと今まではベンチャー企業という言葉が好きではありませんでした。
ベンチャーと主張することは、なんだか企業として未熟なことを許してもらえる免罪符を期待している気がしていたからです。
調べていくと、それも勝手な思い込みのようです。
「新しいアイデアや新しい技術をもって成功を目論む企業」がベンチャー企業であるならば、弊社はベンチャー企業を目指さなくてはなりません。
とはいっても、ベンチャー企業のスタイルである「ハイリスク・ハイリターン」は、とても現実的な選択肢とは思えず、「ローリスク・ミドルリターン」が目標だったりします。
さて、弊社はベンチャー企業でしょうか?