▲旅行代理店が入居しているビル
上海訪問企業1社目は、現地の旅行代理店さんに伺いました。今回の旅行でもお世話になっています。(社名を出して良いのか分からないのでとりあえず非公開)
そもそも今回の視察のきっかけが、地元静岡県に静岡空港ができて上海直行便も運航されそうだというので、なんらかのビジネスチャンスがあるのではないか?それならば、まずは現地の事を知るべきだ。というのが動機となっています。
当然、旅行代理店の方は日中の旅行需要に敏感ですので、いろいろと有益な情報を得ることができました。
最近は静岡県でも中国からのツアー旅行者を良く見るようになりましたが、それはごく一部の裕福層のみのようです。
8万円くらいのツアーに申し込むのに、旅行会社に保証金として一人80万円程度(幅があるらしい)を事前に払わなくてはならないらしい。
政府発表の平均月収が2万円らしいので、いかに一般人にとって高額かが分かります。
逆に高額所得者は、上海の急速な経済発展を背景にどんどん裕福になっていくそうです。
たしかに街を歩いてみると、低所得者と高所得者が混在しているバランスの悪い不安定な印象を受けます。
現状ではいろいろな法的な制限が強くて、しばらくは一般の方が自由に日本へと旅行するのは難しそうな印象を受けました。
なんだかんだ言っても、共産圏というイメージが拭えませんね。