今回のイタリア旅行、最大の楽しみのポンペイにきました。
2000年前の街が丸ごと残っている奇跡的な遺跡です。
写真一枚目の後ろに写っている火山が噴火して、一瞬で五メートル近く灰が積もって、そのまま埋まってしまった為らしいです。
近年になって発掘が進んでいるらしいですが、なにせ街丸ごとですから、まだまだ3分の1は埋まっているそうです。
実際に足を踏み入れてみると、非常に整備され都市計画的な思考も感じられる近代的な印象をうけました。
時代的にはローマ時代と被るらしく、文明と人の交流も垣間見えます。
すでに奴隷制度も存在したらしく、逃げ遅れた奴隷の溶けた後の空洞を石膏で固めた物も見ることができました。
今回、様々な都市の遺跡を見ましたが、当然、奴隷の労働力が大きく貢献していると思われます。
ポンペイ遺跡の中を歩くと、その当時の生活がリアルに垣間見えます。
2000年も前だと人間自体が未熟な気もしますが、技術レベルの差があるだけで、人や考えている事ははそんなに変わっていない感じます。
人類の偉大さというか、底力を信じられるようになりますね。
私も古代人に負けていられないですね。
明日はローマに移動します。